何かを作りたいという気持ちを持て余すことってありませんか?
書きたい気持ちはあるのに、何を書けばいいのかわからない。
書きたいものはあるのに、どう書けばいいのかわからない。
せっかく書きたいのに、筆が動かない。
そういう時は、大体書くことに対するハードルが高くなり過ぎています。
私も「書くならば面白いものにせねば……!」なんて意気込んで、結局何も書けないことが何度もありました。
書く気持ちが空回って逆に書けなくなっている時に、書くことのハードルを下げ、書くことの楽しさを思い出させてくれた本を備忘録としてここに残しておきます。
私は書くことの専門家ではなく、素人です。
素人だからこそ、専門家がスルスルと超えていった低いハードルに何度もぶつかっています。
プロではないからこそ、ハードルを乗り越えようともがいた経験から、知っていることがあります。
それが、この記事に載せる「書きたい気持ちにさせてくれる作品」です。
私と同じように、書くことができずに悩んでいる人の役に立てますように。
さみしい夜にはペンを持て
日記を書きたくなる本。
「書きたいのは日記じゃないんだよ」という方にこそ、読んで欲しい。
日記を書くことについて書かれていますが、実はこの本に載っているのは、日記以外の「書くことすべて」に通用するものです。
あらすじ
いじめられっ子のたこ「タコジロー」と不思議なヤドカリおじさんの秘密の交流のお話。
学校に居場所がないタコジローが、ヤドカリおじさんから日記を書くことを勧められ、半信半疑で日記を書き始めます。
中学生であるタコジローにとって、日記は「書かされるもの」。
先生にいい評価をしてもらうために思ってもいないことを書く苦痛の宿題という認識です。
日記に対する苦手意識を持つ私は、タコジローの言うことに何度も頷きました。
小学生の絵日記や作文が苦手だったという人はタコジローにめちゃくちゃ共感できます。
(タコジローは自分の気持ちを言葉にするのめちゃくちゃ上手。「そうそう、そうなんだよ!」という疑問を読者の代わりにヤドカリおじさんにぶつけてくれます)
一方で、ヤドカリおじさんは日記を書くことを「自分自身との対話」「自分というダンジョンをペンで攻略していく」「自分だけの秘密の読み物になる」とまるで楽しいことであるかのように言います。
ヤドカリおじさんの話を聞いていると、まるで日記を書くことが楽しいことのように思え、「日記を書きたい!」という気持ちでうずうずしてきます。
この本は日記を書くとはどういうことか、日記をどう書けばいいかを教えてくれる教本であり、タコジローとヤドカリおじさんの友情物語としても楽しめます。
ビジネス書のコーナーによく置いてありますが、中身は海モチーフの絵がたくさんあり、見ているだけでも楽しい本です。
読みやすい、面白い、わかりやすいの三拍子が揃ったおすすめ本です。
書く習慣
「『書くこと』は好きじゃないと続けられない」という気持ちを分かってくれる人が書いた、書くためのハードルを極限まで下げてくれる本。
最初にチャートがあり、自分の悩み事を解決するには、どこを読めばいいのかがわかりやすい。
「誰かの役に立つため」ではなく、「自分のため」に文章を書いていい と書くための背中を押してくれます。
文章をインターネットに公開するには、「誰かの役に立つこと」や「新情報」「面白いこと」でないとダメだと思っていました。
でも特別なことではなく、「自分の日常」が誰かにとっての面白いことかもしれない という新しい見方をこの本は教えてくれます。
自分の日常なら、構えずに書ける。
知らないうちに高くなっていた書くことのハードルが下がる一冊です。
めんどくさがりなきみのための文章教室
謎のぽっちゃり猫「マ・ダナイ」から書くことについて教わるという日常ファンタジーの設定。
子ども向けの本かな? と思ったら、教わることはめちゃくちゃ勉強になることばかり。
大人も参考になる本です。
この本でも日記を書くことを勧めています。
「200文字日記で自分の感性を尖らせる訓練をする」というのは、書くハードルがめちゃくちゃ低くなるので良いです。
「日記を書く」だと面倒でも、「200文字だけ書く」だと何とかできそうに思えます。
一段ずつ書く練習の階段を登っていくので、一冊読み切ると「なんでも書ける」という気分にさせてくれます。
しっかり! まとまった! 文章を書く
わかりやすい文章ってどう書けばいいの?
この本を読めば、わかりやすい文章の書き方がわかります。
帯には「作文、リポート、報告書、ブログ」とありますが、小説にも活かせそうなtipsがたくさんあります。
「〇〇だと思いました」という一文しか書けないという方にこそ読んで欲しい。
どうやって一文を膨らませるのか、話題を展開していけばいいのかを懇切丁寧に教えてくれる本です。


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